【ふり返り】トランスポートをかけて戦った記録

 

こんにちは。

 

子どもの学校の話のついでに今までのことの振り返りです。

 

カウンシルとトランスポート獲得のために戦った時(ちょっと大袈裟ですけど)のお話です。

 

 

とりあえず、遠くの学校に席を確保できたけれど、電車+バス+徒歩で通わないという問題が残っていました。

 

 

英語が話せない、イギリスに来たこともない11歳ができるとは思えません。

 

 

近くであれば、1人で徒歩で通学も可能なようですが、

 

 

公共交通機関も本数ないし通えないよ?

 

流石に無理でしょ?

 

私もどこにあるか知らないよ、その学校。。。

(当時、車もまだなかったので)

 

と、新学期の連絡を学校からもらったりする中、気分は重たかったです。

 

 

職場の同僚は、子供が10歳の時に一人で街を歩いていたら後から警察から電話がかかってきたと言っていました。

 

ネットで調べるとイギリスでは10歳くらいからは徐々に一人で通学する子も出てくるそう。

 

ただ、やはり家から学校までの距離とかも関係すると思われます。

 

 

入学許可が出た学校は、自分の希望ではなかったのでトランスポートは確実に提供してもらえると思っていました。

 

※カウンシルは家から近い学校を提供する責任がある。近くの学校を手配できない場合、また学校が3マイル以上離れている場合はトランスポートを提供する責任があるとホームページにあります。

 

だから、確実にバスかタクシーが出ると思っていました。

 

 

ところが、いざ申し込んでみると

 

 

申請却下。

 

 

ここでも、アピールがどうのこうの書いてありましたが、

 

 

まずはカウンシルへ確認の問い合わせをします。

 

 

そこで言われたのが、学校の指定学区内ではないからということ。

 

 

えっ?

 

どういうこと?

 

 

そして、他に二つ空きが出たという学校の名前を言われます。

 

直接は書かれていませんでしたが、その二つのどちらかに希望を出しなおしたらどうかという意味が含まれていたと思います。

 

ただ、その二つがどちらも評判がよくなかったので、更に絶望します。

 

知り合いに、トランスポートが出なければ子どもは学校に通えない、絶望的だ、なんて焦って連絡したのを覚えています。

 

 

ここで思ったのが、希望する学校を変更したからと言って、トランスポートが必要なことには変わらないのに、何を言っているんだろうと。

 

そして、その疑問と苛立ちをぶつけてみます。

 

 

指定学区でないとはどういうことか

空きがある学校が遠くしかないからその当時、そこを選ぶしかなかったこと

今、決まっている学校は希望ではないこと

学校の希望を変えれば100%トランスポートがでるのか

 

 

 

結果は、

 

 

 

 

「それならわかりました。トランスポートを(今入学許可が出ている学校へ)出すこに同意します。」

 

 

という返事でした。

 

 

 

!!!

 

 

 

なんだか、あっけなかったけど、私の主張が通ったようです。

 

 

異国へ来て、色々手探りでやってきて、何かを獲得した気分は初めてだったので、すごく嬉しかったのを覚えています。

 

まだまだ英語が完璧ではない中、一人戦って成功した体験は少し自信になりました。

 

もう、それまでは子どもに申し訳なくて情けなくて仕方なかったです。

 

近くの学校に通わせてあげられなくてごめんね。

席はあるけど、学校に通えないかもしれない。

英語が話せない初めての土地で遠くまで一人で通学しないといけない。

こんな情けない母ちゃんでごめんよ。

 

なんて考えてよく涙したものです。

 

 

外国人だから拒否されているのかとか、そんなことも考えることがありましたが、

 

もう気にせず強気でいかないといけないですね。

 

今、子どもが渡英して学校へ行きだしてからちょうど2か月ほど経ったところです。

 

 

だいぶ、お互いに生活のペースがつかめてきました。

 

 

この平穏が続くよう願うばかりです。