こんにちは。
イギリスは、子供の学校探しが大変と聞いたことはありませんか?
私も渡英前から聞いたことはありました。
でも、ロンドンとか大きい街だけかな、
なんて漠然と考えていました。
日本だと公立であれば義務教育の間は、基本は住所から近くの学校に行けて、定員漏れということもあまり聞かないと思います。
教室ギュウギュウでも入れちゃいますよね。
今の住んでいるアパートからは徒歩数分のところに学校があります。
ここに子どもが通えたらいいなーと思っていました。
知り合いに、学校探しが大変と聞くけどどうなの?と聞いたとき、
この辺りは田舎だからそんな問題はないはずよ!
なんて言われたのですが、
蓋を開ければ、どこも待機待ちばかり。
カウンシルに空きのある学校を聞いたら、まさかの10キロ先と15キロ先の学校でした。
…どうやって行くのよ。
とりあえず、近くの学校に申し込んで待機リスト入りの返事をもらったあと、どうしてもその学校に入れたい場合、アピールというものができると言われ、
私も1度トライしてみました。
学校指定の用紙に希望理由などを記入して、オンラインで面談のようなものがありました。
手応えは全く良いものではありませんでした。
面談中とにかく言われたのは、「定員いっぱいなので、もう入れる事はできない。」と繰り返されました。
私には、「来られたら迷惑です!」くらいに聞こえました。
ただ1人でも定員を超えたくないとのことでした。
その時まだ子供が渡英していなかったこともあり、まぁこんなものかと、あまり落ち込みはしませんでした。
そして、あまりにも「来てほしくない」的なことを言われたので、そんなに面倒臭がられるなら入れなくてもいいや、なんて思うほど、私から見た学校の印象はあまり良くなくなってしまいました。
後日、予想通りアピール不成功の通知をもらいました。
その後、知り合いに聞いたり、その知り合いに相談したりして、どこか遠くでもいいから学校システムに入っておきなよ、移動はいつでもできるから、
と、アドバイスをもらいます。
悩んだ末、空きのある近い方の学校も入れて再度、申込みをやり直しました。
ということで、学校の席を確保できました。
残りは、通学をどうするかという問題が残りましたが、場所があるだけ一歩前進です。
私の場合、学校の申込み期限が過ぎてからの申込みだったため、余計にこのような事態になってしまったと思われます。渡英が1月頭、配属先の街に来たのが2月末、家が決まったのが4月。それでも5月には行動開始したのですが、渡英した時点でもう期限間近だったようです。
イギリスの学校は、Ofstedの4段階の評価で示されていて、やはり評価の高い所には希望が殺到するようです。
後に、割と近くの学校に空きがあるという情報をもらいますが、評価は最低ランク。ある学校のことは、皆口を揃えて、「あの学校はゴミだよ」と言っていました。
そして、そういう学校の周りの地域は、貧しい人達が多いようです。
評価の低い学校でも、子供が楽しく行ってくれたら良いなと思っていますが、全員が否定する学校に入れるのは全く気が進みませんでした。しかも、地元の方が言うのです。
どこの学校にも成績の良い子もいれば、やんちゃな子もいるでしょう。
勉強もやりたければ、自分で進んでやればいい。
今の学校へ行かせるのもギリギリまで悩みました。
学校はランク的に下の方ですが、それでもまだ「良い学校よ」と言われています。
そして、何より子供が楽しく(語学面では全然楽しんでないけど)通ってくれているので、結果オーライでしょうか。
近くの学校の待機リストもキープしてもらっているけど、もし空きが出たときどうするか悩みどころです。
と言っても、1番近くの学校で待機リスト75番目、2つ目に近い所は108番目。
あまり期待せずに待ちます。
子供はもう学校変わりたくないらしいです。
でも、学校が近ければアフタスクールアクティビティとかも参加できるし、近所にも友達ができるし、メリットもあるので更に悩みます。
今の学校の近くに引っ越すか。
でも、家探しが更に大変。
悩みが尽きません。